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セロクエルジェネリック100mg(キュータン)
統合失調症の陽性症状と陰性症状の両方に効果があるお薬です。 幻覚、妄想、興奮を抑えるほか、自閉、意欲低下、無感情の症状も改善します。双極性障害の躁状態を抑える効果もあります。
商品説明
※当薬セロクエルジェネリックの商品概要・使用方法・副作用などは先発薬メーカーの添付文書をもとに薬剤師が執筆しております。医師や薬剤師の指示のもとご使用ください。
セロクエルジェネリックは主に精神科や心療内科で処方される第二世代の抗精神病薬に分類される医薬品です。 統合失調症やうつ病・うつ状態、躁鬱病(双極性障害)に効果があります。
有効成分としてフマル酸クエチアピンを100mg配合しています。国内ではアステラス製薬より2001年に販売が開始され、製品特許が切れた2012年以降は国内外問わず多くのジェネリック医薬品が販売されています。
最大の特徴は色々な受容体に作用することで、過剰なドパミンの働きを抑えるだけではなく気分を安定させる効果や鎮静作用も認められています。そのため、セロクエルジェネリックはMARTA(多元受容体標的化抗精神病薬)とも呼ばれています。
セロクエルジェネリックの鎮静作用を応用し、衝動コントロールや不眠に対して処方されるケースがあります。
幻聴や妄想といった陽性症状に対する効果はマイルドと言われていますが、意欲低下や感情鈍麻と言った陰性症状や認知機能の改善には、高い効果が期待されています。
同じMARTAに分類されるお薬として、「オランザピン(薬剤名:ジプレキサ)」や「アセナピン(薬剤名:シクレスト)」などがありますが、ドパミン関連の副作用の少なさからセロクエルが最もシェアの高いお薬となります。
また、非定型抗精神病薬に分類されるため、気分安定薬としての働きもあります。気分の高まりを沈め、落ち込みを改善し、気分の波を小さくする作用があります。
うつ病の患者さんにはすでに飲まれている抗うつ薬に上乗せする形で処方され、効果の増強として使用されています。 セロクエルジェネリックは国内では医師の診察・処方が必要な医療用医薬品に指定されています。
ドラッグストアなどで購入できる一般用医薬品に比べて効果が強い分、適切な服薬に関する知識が必要です。一度も精神科や心療内科を受診されたことの無い方の服用は控えてください。特に自己判断による精神疾患の診断は大変危険です。
統合失調症の他に、双極性障害、不安障害、うつ病、アルコール依存症、PTSDなどの治療に用いられています。