お薬名や症状を入力して「検索」
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

ミルタザピン(リフレックス)15mg
うつ病など心の病気の治療薬です。ゆううつな気持ち、不安など心の症状だけでなく、不眠や食欲不振など体の症状にも効果的。
商品説明
※当薬ミルタザピンの商品概要・使用方法・副作用などは先発薬メーカーの添付文書をもとに薬剤師が執筆しております。医師や薬剤師の指示のもとご使用ください。
ミルタザピン15mgは、うつ病などのこころの病気の治療に用いられるお薬です。
ゆううつな気持ちや、不安やイライラなどのこころの症状だけでなく、眠れなくなる、食欲がなくなるといった体の症状にも効果が認められています。
「ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬(NaSSA)」という分類で、医療用でも「リフレックス」として用いられているお薬で、日本ではリフレックスという商品名で知られています。
こころの病気の治療では、SSRIやSNRIといったお薬が汎用されていますが、胃腸障害や性機能障害が副作用としてあらわれることがあります。
ミルタザピン15mgでは、セロトニン受容体にバランス良く働きかけるため、これらの副作用は少ないとされています。
また、不眠がある場合や食欲不振がある場合においても、非常に有効であることがわかっています。
うつ病の治療においては、休養と環境の調節が、非常に重要であるといわれています。 これらを行っても状態が改善しない場合には、本剤を含む抗うつ薬を検討するようにしてください。
開始する際には、副作用を軽減するために、少量から徐々に増やしていくことが推奨されています。 基本的には単剤で用いることが推奨されていますが、効果が出るまでには時間がかかるため、抗不安薬や睡眠薬を併用することもあります。
ミルタザピン15mgは、以前から用いられていた四環系抗うつ薬(テシプール、テトラミドなど)に似た構造を持ったお薬です。
しかし、非常に新しいお薬である本剤では、シナプス前部にある「自己受容体」という部分にも効果を発揮することから、これまでにない効果が認められています。
作用機序は、中枢のシナプス前α2アドレナリン自己受容体及びヘテロ受容体に対して拮抗作用を示し、中枢のセロトニン及びノルアドレナリンの両方の神経伝達を増強することによります。